「RPF とは、原材料として再生(マテリアルリサイクル)困難な廃プラスチック類および産業系古紙の中から、燃料として適正な物を選別し、使用目的に合わせ調合し固形化した新燃料です。
近年需要が伸びる「RPF」

新税の導入による石炭価格の上昇などの経済面、化石燃料の枯渇・エネルギーの有効利用などの環境側面から近年急速に需要が伸びており、現在ではその多くが大手製紙工場・製鉄工場などで使用されております。
   

■「RPF」のメリット

従来、不要になったプラスチックなどは単純焼却・埋立などが基本にあり、環境負荷を考慮されずに処理されていました。それを「RPF」化することにより、単純焼却されることにより無駄になっていたエネルギー、燃料として加工することにより、いろいろな分野で有効活用することが可能になりました。

    1 プラスチックを使用しているため熱量が高く、石炭およびコークス並みの熱量に調整可能。

    2 総合エネルギー効率の向上と化石使用燃料削減によりCO2排出量を削減し、地球温暖化
      防止に貢献。

    3 不純物混入が少ないため、塩素ガスの設備への影響やダイオキシンの発生を抑制。

    4 固形で密度が高く、コンパクトな形状でハンドリング性。

    5 発生履歴が明らかな産業廃棄物を主に原料として使用しているため、品質が安定。

    6 古紙と廃プラスチックの配合比率を変えるだけで容易に熱量変更が可能。

    7 埋立数量を減らすことにおいて、最終処分場(埋立地)の延命化。

 

 

■「RPF」の原料となるプラスチック・古紙

RPF原料とならないもの
PVC:塩化ビニール
(通称:ビニール)
塩ビパイプ・継手, 床材, 壁材, 窓枠
合成皮革, 農業用ビニールシート
食品系プラスチック 弁当がら, 菓子・スナック類の空袋等
使用済み食品トレイ
RPF原料となるもの
《紙関係》

特殊紙 加工紙,アルミ蒸着紙,ラミネート紙,剥離紙,紙製容器類
粘着テープ ラベル,ステッカー,各種ガムテープ類
ロール状・平判損紙 切り落とし紙,スリッター屑類

 

《プラスチック関係》

熱可塑性樹脂……熱すると軟らかくなる物、塩素を含まないもの、金属片の混入のないもの

PE:ポリエチレン 包装用フィルム,産業用フィルム,玩具,台所用品,日用品電線被覆材電器機器部品等
PP:ポリプロピレン
文具, 機械部品類, 家電ケース, 自動車部品,台所用品
PS:ポリスチレン 包装材, 緩衝材, 発泡スチロール,食品用トレイ(未使用のもの)
PET:ポリエチレンテレフタレート PETボトル, 包装用フィルム,日用品, 産業用フィルム,ビデオテープ
PC:ポリカーボネート 携帯電話ボディ, 化粧品容器, レンズ
アクリル レンズ,シャープペン,ボールペンのボディ
PS:ポリスチレン 包装材, 緩衝材, 発泡スチロール,食品用トレイ(未使用のもの)
ABS:アクリルブタジエンスチレン 家具部品, 自動車部品,パネル
ナイロン

電気部品, 機械部品